こちらの記事パリCDG空港から市内へのアクセス、女性一人旅におすすめ手段まとめで紹介した乗り合いタクシー。
50ユーロ〜の他社に比べて、18,75ユーロっていう破格のお値段です。
そこで、私も一時帰国の際にいつもの「ヴォワヤージュアラカルト」の50ユーロ〜プラン、安心の日本人ドライバーを諦めて、新しい試みにチャレンジしてみました。
今回は、その実践レビューをお伝えします。
破格の乗り合いタクシー、試してみた、日本語でOK?
結果報告!
最初の予約画面だけが日本語です。あとは、メール、電話とも日本語は無理でした。
パリの営業所に電話で確認しましたが、英語以外にもヨーロッパの言語や中国語のスタッフはいるけれど、日本語スタッフは残念ながらいないとのことでした。
予約は、日本語でOK→ペイパルかカード決済
こちらのサイトは、最初の画面は日本語です。
私は、決済をペイパルですませました。
その際の記入事項は、こちらでした
- 氏名
- 出迎えてほしい住所
- 搭乗予定 月日
- 登場予定 便名
- 連絡先電話番号
- 連絡先メールアドレス
「パリ市内〜CDG空港」18,75ユーロ(日本円で 2,394円※当日のレートによる)
をショッピングカートに入れ決済。
予約確認メールからは英語
ずっと日本語でいいのかな!と思いきや、そのあとは英語になりました。
→即刻、英語で決済完了メールが届き、「パリの営業所から24時間以内に、お客様をピックアップする時間をお伝えします」とのことでした。
※パリ営業所の住所、メールアドレス、電話番号は明記してありました。
・・ところが、翌日になっても「パリ営業所」からメールはありません・・。(フランスあるあるです)
最安値乗り合いタクシー体験レビュー、迎え時間確定まで
心配になった私は、こちらから英文メールで、予約番号を添えて、「連絡もらえていない」と問い合わせてみました。
そうしたら
すぐに返信がありました。
ところが、ピックアップ時刻が、フライトの7時間前!?
意味不明・・不安になりました。
「その出迎え時間は、信じがたい」と改めて自分のフライトの便名と出発予定時刻をメールしました。
すぐに、訂正時刻のメールが届き、しかも担当者の名前が日本人のような名前だったのです。
もしかしたら日本人スタッフもいるの?
だったら安心!とブログでも案内できると思い、確認してみました。
また、すぐに返信は届いたのですが、文面には「残念ながら、日本語スタッフはおりません。
英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、アラビア語、レバノン語、タミル語(インド)、タガログ語、ルーマニア語を話すスタッフはおります。」とありました。
メールなどの受付はドイツ、パリの営業所は Paris shuttle という会社のようです。
残念!
バウチャー(予約確認)の用意はお忘れなく
支払いが済むと、予約番号が記載したメールが届きます。
この予約確認(バウチャー)を、プリントアウトするか携帯ですぐ表示できるように、Passbookなどのアプリに保存しておくことをお忘れなく・・。
当日、ドライバーさんが、私の名前をiPadに書いて、確認されたときにこのバウチャーを見せて、荷物を積み込んでもらいました。
パリ市内からシャルル・ド・ゴール空港へ実際に乗ってみたら・・
当日、私はホテルではないので、指定された自宅前の通りで待ちました。
23キロのスーツケースが2個、機内持ち込み10キロキャリーケース1個とともに・・。
予定時間より、20分遅れて乗り合いタクシーの到着です。
私は、心配になり何度も確認電話を予約センターに入れました。
もし、現れなかったら、タクシーを再手配・・とハラハラしました。
ようやく現れたタクシーには、先客のメキシコ便に乗るというマダムが二人、ゆったりにこやかに談笑していました。
その後、さらに市内に戻り、マドレーヌ近辺のホテルでアメリカに行くという男性客をピックアップ、ようやく空港に向けて出発です。
この経験から言えるのは、タクシーは必ず来るけれど、遅れることもあるし、さらに他のお客さんがいるホテルの場所や混み具合によっては、ドキドキしながら時計を見なければならないということです。
「乗り合い」なので、時間の余裕は取りすぎるほど多めに見積もって予約するというのが、
パリ市内から空港行きには、重要です。
乗った後だと、この乗り合いタクシーはパリの街なかで時々見かけていたことに気づきました。
乗り合わせた他のお客さんたちも、感じがよくてなごんだ雰囲気だったし、ドライバーの方も親切で力持ちの方で、荷物も丁寧に運んでくれました。
空港で降りる順番は、ターミナルFのわたしが一番最後でしたが、その前に降りた他のお客さんたちは、にこやかに「メルシー、ボンジョルネ!」と、チップは払わずに降りていったので、私も同様にしました。
この会社は、たしかに存在し、時間は遅れることはあっても、きちんと運行している会社です^^
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内にこのサービスを利用する場合
また、届いたメールに、CDG空港からパリ市内便を利用の場合、「シャルルド・ゴール空港の手荷物を引取を待つ間に、携帯で指定の電話番号に連絡をしてください」と書いてありました。
このためには、手荷物引取の時点で、使用可能な携帯が手元にあることと英語でのやりとりが必要になります。
更に、日本から初めてパリに到着する場合、荷物引き取りの時点で、お手持ちの携帯が指定のパリの営業所に電話をかけられる状態か・・というのも、このサービスを利用する点で気になる点かな?と思いました。
SIMカードの事前の準備か、日本で使っている携帯を海外でも使えるサービスに一時的に切り替えておく必要がありますね。
さて、私は携帯は使える状態で、到着時の待ち合わせ場所と、連絡する番号を確認し、準備万端だったのですが・・
帰りは、「ノーショー」扱いで、払い込んだ18,75ユーロは無駄になり、正規のタクシー乗り場へ・・。
改めて50ユーロ支払って、やっと家にたどり着きました。
私は、23キロ2個のスーツケース、10キロのキャリーケースを持っていましたが、以前は請求されていた1個あたりのスーツケースの料金は、定額制になってからは払わずにすんでいます。
タクシーについてはこちらのページがわかりやすいです
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内、乗れなかった理由
理由は、到着便の遅延です。
この会社のサービス、営業時間は6時から夜の10時までです。
そもそも、私の到着予定時刻は21時20分・・かなり ぎりぎりだったのです。
帰りのチケット購入前に、問い合わせたのですが、そのフライトが遅れた場合は特別待ってもらえるけれど、それでも22時まで・・と念押しされたのです。
迷いました・・。
ヴォワヤージュアラカルトにも問い合わせましたが、もうすでに満席とのことで・・。
でも、なにごともチャレンジ!と予約を決行したのです。
私は、帰り便を初めて乗る羽田発フランクフルト乗り換え、ルフトハンザ便にしていました。
すでに羽田から、1時間の出発遅れだったので、乗り継ぎ便に間に合いますように・・という状態でした。
私が、認識していなかったのは、フランクフルト空港の乗り継ぎの大変さです。
このことは、また別の記事に書かせていただきますが、乗り継ぎ予定便は間に合わず、振り返られたフライトも更に遅延で・・もはや諦めるほかない状態でした。
なので、残念ながら空港からパリ市内への利用体験が書けないでしまいました (泣)
さいごに|破格の乗り合いタクシーでおすすめはパリ市内から空港
初めてパリに到着するときに、このサービスをオススメできるか?ということですが、
旅の最後にパリ市内からシャルル・ド・ゴール空港への利用であれば、時間の余裕をみて(フライト出発時刻4時間以上前推奨)予約なら、おすすめします。
くれぐれも、「空港でお茶を飲んで、免税店をずみずみ見てまわるよ!」くらいの余裕を持たれますように。
朝夕の、通勤ラッシュ時のパリ市内、空港間の混雑は時にたいへんなものです。
CDG空港からパリ市内への移動には、この乗り合いタクシーは、おすすめできません。
私のこれまでの経験で、予定通りにパリで到着ゲートを出れたのがほとんどでしたが、それでも遅れるときにはとんでもなく遅れるものです。
特に乗継便の場合は、要注意です。
また、予定通りにフライトが到着しても、私のスーツケースを他のお客さんが持っていってしまって、バッゲージクレイムで延々と手続き・・があったり、想定外のことも起こるものです。
そんなときに、安心なのは、パッケージツアーの個人フリータイムプラン(航空券とホテルのみ、あとはフリータイム)、空港送迎サービス、片道だけでもこのサービスおすすめです。
実際、私は初パリで、バッゲージロスの憂き目に会いましたが、相当遅くなったにも関わらず、全日空ハローツアーの日本人スタッフが待機してくれていました。
ヴォワヤージュアラカルトのサービス利用のときは、定時に到着していたので、遅延の場合どれくらいまで待ってくれるのか、確認が必要ですね。
それ以外は、スーツケースが1個で、明るい間に到着、宿泊先がバス停留所に近ければ空港からのシャトルバスの利用、もしくは正規のタクシー(定額制)がおすすめです。
空港からパリ市内のセーヌ川北側(右岸)が荷物含めて、50ユーロ、セーヌ川南側(左岸)が55ユーロ定額で安心です。
住所をわかりやすい大きい字で書いて渡せば、先日の私のように夜中に女性一人で到着でも、自宅前でも(ホテルでも)無事にたどりつけます。
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