交通機関のストライキにより、麻痺状態のパリ。
昨日24日は、たくさんの紙袋を下げた人々で通りがあふれ、道路も車であふれ、クラクションとサイレンが響いていました。
一転して、25日は静かな一日でした。
大きな違いを感じたので、その違いと、買い物やカフェ情報をお伝えします。
クリスマスのパリ、24日のお店やカフェレストランの様子は?
24日は、ほとんどすべての店がオープンしていました。
ただし、早めに18時頃閉店の店もありましたので、買い物はお早めに!
デパートはさすがにないですが、ネットで閉店時間を確認していても、早め閉店はパリあるあるなので・・。
午後遅くなるにつれ、道は買い物袋を持った人で溢れかえり、何を買うのも行列になります。
今年は、ストライキの影響もありカフェやレストランの閉店が早くなっているところが多いと聞いています。
昨年は黄色いベスト運動、今年は交通機関のストライキ・・と、
イルミネーションは変わらずきれいだけど、人々の表情も疲れている、パリも疲れている印象です。
クリスマスのパリ、25日の街の様子、開いているのはどこ?
クリスマス、25日はデパート、モノプリなどを始め、ほとんどの店がお休みです。
(家の近所のフランプリは開いていました。
フランプリは、フランチャイズ方式?なのか、営業時間が長めのお店が多く、助かります。
品揃えは日用品や食品などモノプリとほぼ同じなので、お土産のバターなども探せます。
25日は、買い物の計画は立てないで、美術館や、セーヌ川クルーズやバスでのパリ観光をおすすめします。
道路も空いているし、ストライキ中でも、今日ばかりはパリの景色を車窓から楽しめます。
カフェのチェーン店はどうかというと、スターバックスはしっかり営業していました。
プレタ・マンジェは、ネットでは20時頃まで営業とあったのに、16時15分に行ったら「あと15分で閉めるよ」と言われました。理由を聞いたら「クリスマスだから・・」って。
いつも開いてるカフェの多くやレストランのもお休みの店が多いです。
何年も前ですが、シャンゼリゼ通りで開いていたたのは、サーモンのレストランだけということもありました。
そんなときに、頼りになるのがホテルのカフェやレストランです。
私は、今日は初めてパリに来たときに泊まった、オペラ地区のスクリブホテルに行きました。
こじんまりしていますが、螺旋階段をあがれば、ゆったりしたスペースもあります。
ホテル ル・グランのカフェ・ド・ラペもおすすめです。
突然、あと何分で閉めますとは言われないので、こんな日は安心です^^
マドレーヌ地区では、フォションの食品点はおやすみでしたが、オイスターバーは開いていました。
クリスマスのパリ、24日と25日の街の様子の違い、今年はストでなおさら
例年、24日はプレゼントやパーティーの準備の紙袋を携えた人々でにぎわい、
25日は静かで、お店もほとんど閉まっているパリです。
・・が、今年は25日からの交通機関のストライキで更に街の様子が違ってみえます。
24日とは大違いだったのが、20番バスや94番バスなど、ここ20日ほど見ていなかったずっと運休していたバスたちが走っていたことです。
昨日までの渋滞は、どこへやら・・とガラガラに空いた道路を、これまたガラガラのバスがスイスイ走っているではありませんか?!
あれほど、ストライキで運休になって不自由していたのに・・。
お店が休みの今日走っていたって、使えない!!
まるで、涼しい顔して戻ってきた別れていった恋人を見てツンツンしたくなる心境になりました。
クリスマス休戦?
パリのバスの運行情報サイト・パリ交通局を確認したら、20番は今日だけ。
その他のバスは、全線運行もあれば、運休もあり様々でした。
交通機関情報は日替わりなので、日毎にネットで検索する必要があります。
メトロは、1号線と14号線をのぞき、一部時間限定運行はあるものの、相変わらず使えないです。
1月9日に再度話し合いが行われるということは、まだまだ続きそうです。
車の渋滞を見ることなく、道路がスッキリしているだけで何やら清々しくありがたい25日です。
まとめとぼやき
クリスマスにパリに旅行の計画を立てられるとき、お土産の買い物は24日までの早い時間帯に済まされることをおすすめします。
24日の夕方は、お店は混む上に、早めにクローズするお店もあります。
25日は、ショッピング以外の計画をたててくださいね。
バスやセーヌ川クルーズなど、パリの景色を楽しむ計画をおすすめします。
25日のカフェや食事は、下調べや問い合わせをされたほうがいいです。
(ネット情報に25日のことだけ特別にのせていない場合があります)
今年は、12月5日から始まった、年金制度改革に対する反対ストライキが交通機関を中心に行われていて、もう今日で20日経ちました。
もう、
みんな疲れ切っているのですが、細々とあの方面に行くならこうやって行くといいよ・・と情報交換しながら暮らしています。
会うと、交通機関の話題がまっさきにでるのです。
日本好きのフランス人青年は、「アパート買ってなければ、東京に転職したい」と真剣な顔で言ってました。
交通機関が普通に利用できないことにうんざりしているのだと、自分で思っていたけれど、今日の清々しく空いた道路を見て、毎日あんなにあふれかえる交通渋滞を見ていることにも、ダメージを受けていたのだと思いました。
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