子供の首が急に痛くなり曲がってしまったら、すぐにお医者さんに!

子育て覚え書
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このブログを書こうと思い始めたきっかけの出来事が少し前にありました。

パリでのことです。

子供の首が曲がってしまう症状に再び遭遇したのです。

私の子育て中に経験した、次男のときと全く同じ症状です。

もし、お子さんが急に首が痛いと、言い出して首を曲げたままになってしまったら、

急いで病院に連れて行ってくださいね。

遠回りして、次男の症状が長引いた事と、最近も友人の息子さんで同じ症状を見たので

書き記します。

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急に首が曲がったままの姿勢になってしまった男の子

あらわれる症状は色々あるようですが、首が痛いと言い、曲がったままの姿勢になってしまうのです。

溶連菌感染症の中でも首が曲がる、あまり多くないそんな症状を身近で2度経験したのですが、知らないとあわてるものだし、見当違いの対応をして子供の治癒が長引かないように・・。

 

友人の家で、さっきまで静かにしていた子が、急に「痛い!」と言って泣きだしたのです。

パパがフランス人、ママが日本人の、8才の元気でかわいい男の子です。

最初は、「弟とけんかしたの?」と聞きました。二人とも違うと言うし、普段泣かないお兄ちゃんが、大声で泣き始めたのです。

「どこが痛いの?」と様子を見たら、首の片方をさすっているのです。

そっと触ってみたら、首が熱を持っているように熱いのです。

とりあえず、冷凍庫から氷を出して袋に入れて、タオルでくるみ、冷やしました。

「温める?冷やす?」と迷いますが、私は、自分がぎっくり腰で急に腰が痛くなったときに、温めて、更に悪化させたことがありました。

あとでお医者さんに聞いたら、冷やした方がよかったそうです。

(この判断は、症状によって違うので、かかりつけのお医者さんにご確認くださいね)

そうするうちに、どんどん首の片側だけが腫れてきました。

首も片側に曲げたままになりました。

その光景は、次男が幼稚園年中さんの時に罹った症状と酷似していました。

子供の体力は急に弱まる

30年前、「風邪かな?」という症状で、発熱した幼稚園生の次男でした。

近所の内科医院に連れていきました。

「風邪ですね、様子を見ましょう。一応薬を出しておきますね」と言われました。

聴診器と喉を診て、血液検査はなかったです。

まだ少し元気はあったし、私も大きく心配はしていませんでした。

ところが、熱は38度前後で3日しても下がらず、首が曲がってきてしまったのです。

不自然に、30度くらい右に曲げたままなのです。

食欲もなく、痩せてきて、ふらふらと歩く姿を見て、不安で胸が締め付けられました。。

当時は、ネットもなく、育児書を見てもその症状は、どこにも書いてなかったのです。

違う病院に行ってみた

少し遠くのママ友が、評判がいいよと言っていた、新しくできた小児科に連れていきました。

その病院では、すぐに血液検査をしてもらい、「溶連菌感染症」という名前を初めてききました。

5才から15才の子供に多いそうです。

抗生物質の薬をいただき、ぐったりしていた次男は、みるみる回復しました。

この病気は、集団保育で伝染るそうで、症状は喉の痛み、発熱、嘔吐、皮膚の異常など、さまざまらしいのです。

首が曲がる症状は、あまり多くないようです。

「溶連菌」が引き起こす感染症にも注意が必要だから、症状が収まっても油断はしないように言われました。

10日ほどして、大丈夫か再検査に行き、完治が確認されて安心しました。

すぐに病院で検査してもらおう!

そして、30年後のパリ。

私はすぐに、両親に連絡を取り、病院に連れて行ってもらうようにお願いしました。

フランス人パパに、一生懸命昔のできごとを語り、すぐに検査してもらいました。

病院から出た処方箋を、持って行った薬局で、腫れているなら温めろと言われたそうです。

冷やす?温める?は私には疑問でしたが、そのお兄ちゃんは1週間もしないで元気になりました。

いつも元気な子供が、急に病気になると、本当に心配ですよね。

体力が奪われない間に、早めに検査をしてくれる病院に連れて行ってくださいね。

様子を見ている間に、子供の体は急激に痩せて体力をなくすのだと知りました。

「おたふくかぜ」や「はしか」ほどメジャーではない症状に出合った時、的確な診断と処方とアドバイスをくださったあの時のお医者さんに感謝です。

アメリカのおばあちゃんの教え・家族に感染しない方法

もう一つ、おまけです。これはもっと昔、私が学生のころです。

アメリカでホームステイをしていた時に風邪をひきました。

ホストファミリーの元感が不さんのおばあちゃんは、速攻、紙コップを持ってきました。

「あなたはこのコップを使うようにして」と渡されました。

「コップの共用で、病気が伝染るのよ」と教えられました。

以来、その教えを守って、我が家の洗面所は、家族分コップを常時用意してました。

次男の溶連菌の時も家族に伝染らずにすみました。

洗面棚に4個のコップは、せめてうるさく見えないように、白の重ねられるものにマジックでイニシャルを入れました。色違いもいいですね。

兄弟間、家族間での感染を防ぐには、洗面所のコップを別にすることをおすすめします。

さいごに

2017年に、私がこのブログを始めようと思ったきっかけの出来事を整理して書き直しました。

あまりないと言われる、首が曲がってしまう症状。

息子も、友人の坊やも診断されたのは「溶連菌感染症」でしたが、他にもいろんな原因や症状、病気があると思います。

 

「寝違えたのかな?なにかにぶつけた?様子を見よう」としていたら、幼い子どもの体力を奪ってしまいます。

たとえお休みの日でも、救急診療を考えられることをおすすめしたいと思います。

 

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