会社の有休使って、パリに来ようと思うと・・
3泊5日、マックス5泊7日じゃないでしょうか?
ひとりでパリ旅行のプランを、立てていらっしゃる方に日数、フライト、目的別パリでの交通手段のおすすめと、夜の街歩きについてお伝えします。
女性一人旅のパリ、限られた日数でどこまで観れる?
初めてのパリ、主要なパリ市内のスポットを観光なら、パリ市内で3日間は最低限ほしいです。
3泊5日でお考えの方、パリ中心の観光をされる場合は、土曜から月曜を除く火曜から金曜をパリ市内で過ごすプランにされることをおすすめします。
土曜日は黄色いベスト運動のデモが終結していませんし、日曜、月曜とお休みのお店が多いです。
5泊7日の予定をお考えでしたら、郊外のヴェルサイユか、ジヴェルニーなどで半日、モンサンミッシェル日帰りツアーを一日加えるかどうかが、悩ましいところでしょうか。
あなたの優先順位、ここは外せないというところを、まず押さえてお目当ての曜日を調整することを、おすすめします。
限られた日数、パリ観光 王道コースから引き算する
提案したいのが、「パリ王道観光コース」からの引き算です。
せっかくひとりなのだから、思う存分自分本位のプランがおすすめです。
有名観光スポットは、長い行列のところが多いので、本当にお目当ては、朝一番で訪ねて、特に並ばなければいけないところを、省くか時間をずらすか、考えるのはいかがですか?
「パリ観光王道」だと、みなさんエッフェル塔にも、凱旋門にも登ると書いてありますが、まったく個人的な意見ですが・・すべて並ばずに、見るだけでもいいのでは?と。
理由は、大変な人出で、みなさん気長に並んでいますが・・
高いところに登るというのは、なんとなく逃げ場がない感じなので、昨今のパリ、2015年あたりのテロの頃から避けたいなと、思うようになりました。
外から見るだけでも素敵だし、並ぶ時間を、他の美術館などの見学に当てるのは?と思ってます。
パリへのフライトは直行便?経由便?
5泊7日以内の限られた日程なら、直行便がおすすめですが、経由便は、北周りの方が時間的にも体力的にも負担は少ないと感じました。
ドバイ経由で日本に帰国したことがあるのですが、パリ夜8時発、ドバイにパリ時間朝の3時に着いて、ドバイで5時間、そこから羽田というコースでした。
私は、このリズムにうまくフィットできませんでした。
これは、人によるようで、エミレーツの機内はとてもゆったりとした座席が快適で、食事も美味しくサービスもいいので、エミレーツマイラーの友人は、常に南回り利用です。
ビジネスクラスへのアップグレードのシステムが良いそうです。
もう一点、制限重量が30キロということで、私は張り切って入れてしまい、破損。
スーツケースの破損に、保障はないと言われ残念でした。
約12時間のフライト、機内で寝ないで映画をずっと観るのが好きな方、
日本お昼頃発、パリ夕方着(その夜はぐっすり眠って、翌日から元気に動ける)、
パリの夜発、日本に午後着、(その日の夜ぐっすり寝て帰国後も元気に過ごせます。
機内でぐっすり眠るタイプの方は、早朝着のフライトがおすすめです。睡眠のタイミングがずれるとあとの観光の予定、日本に帰国してからの生活に暫くの間、影響しますよね。
パリ観光のコツ、交通手段をサクサク使うには?
パリを自分の街のように歩くには、メトロとバスが使えれば便利だし、パリ市内の大体の位置関係が頭に入っていれば、お散歩気分で歩けてしまう広さです。
パリ20区全体でも山手線の内側くらい、しかも観光スポットはまんなかの10区までにおさまっているんですよね^^
パリ市内観光、メトロ、バスで思いのまま
お目当ての美術館や観光スポットを決めて、効率的にメトロとバスを組み合わせた
プランを立てるといいですね。
パリに着いたら無料の地図をメトロの案内窓口でもらってくださいね。
この地図の中でも、「2番」のブルー・グリーンの地図でバスを使いこなせると、本当にパリの街が楽しめます。
メトロの10枚券カルネで、1時間半以内乗り継ぎ自由(違う番号への乗り継ぎに限り、チケットは運転手さんではなく、メトロなどと共通チケットで)なので、美術館や街歩きで足が疲れたときに、町並みを見ながら足も休ませられるって、いいですよ!
カフェで休もうにも、お腹もいっぱい、喉も乾いていない時もありますからね。
パリ郊外、ヴェルサイユ、モンサンミッシェル、ジベルニー観光は?
モンサンミッシェル、ジベルニーには、バスツアーをおすすめします。
初めてで慣れないパリの街を、何日か歩いていると見えない緊張感ってあるものです。
スリに合わないようにとか、日本ではしなくても良い気配りも必要ですからね。
遠距離の移動、更に慣れない交通機関の乗り継ぎに神経を使うより、ゆったりバスに揺られて、心身ともにいったんリセットされる効果もありますように感じます。
モンサンミッシェルに、泊まるかどうかお考えの方に・・。
一泊して良かったのは、日帰りの観光の人たちが帰った夕方から午前中の静けさと神秘的な雰囲気を味わえたことでした。
日中は、人が溢れて、お土産街が、フランスの江ノ島みたいですが、
朝一番に、教会に行きミサの様子を見れたのは、今でも良い思い出になっています。
モンサンミッシェル1泊なら、モンサンミッシェルの夜景に感動の対岸のホテルがおすすめです。
「島内に泊まっている」という特別感を味わいたくて、モンサンミッシェル島内のホテルにも泊まったことがありますが、夜は夜景を観るために対岸まで歩いて渡って行き来しなければならず、島内のホテルは割高でした。
対岸だと、スーパーもあり、お土産品も割安感がありました。
ヴェルサイユは自分で電車などで行けますが、パスを持っていてもセキュリティチェックなどで、
待ち時間がかかる場合が多いです。
私は庭園の噴水目当てで、夏の週末に行きましたが、本当にすごい大行列で、ヴェルサイユ宮殿に入る前に日射病になりそうでした。
ヴェルサイユでも他の美術館でも、並んで待っている間、日陰がないのです。一人だと、抗体で休憩したり飲み物を買いに行けないところが、不便なんですよね。雨の日も大変かもしれません。
それで、妹たちが観光のときにツアーをすすめたのですが、大正解だったと言っていました。
連日の観光で、足も疲れていたので、長い行列を作っている人たちに混じらず、効率よく案内してもらえて、とても楽だったと、言っていました。
ベルサイユに勝るとも劣らないフォンテーヌブローや、自然が好きな方なら、シスレーが愛したモレ シュル ロワン にも足を伸ばしていただきたいですが、いずれも駅から少し歩くので、朝行って夕方帰る感じで、ベルサイユ同様、パリに戻るのは夕方になります。
女性一人旅のパリ、夜の観光は?
オペラ座観劇なら、オペラ近辺のホテルなら問題なく歩いて帰れますよね。
水油、金曜の夜のルーブル美術館も、リヴォリ通りなら夜も大丈夫だと思います。
もし、ひとりでムーラン・ルージュなどの観劇をされるなら、こちらもツアーか、タクシーの手配など帰りの足の確保をおすすめします。
実は、私はムーラン・ルージュの目の前のアパートに、3ヶ月ほど、(大家さんの都合で・・と強調させていただきます^^)住んだことがあります。(上の写真はアイフォンで撮った、窓からの景色です!)
メトロの2号線ブランシュ駅が至近だし、危ない目にあったことはないですが、歓楽街的な賑やかさが夜遅くまでうるさかったりしたものです。
もしメトロの終電に乗り遅れたら、女性がひとりで歩くには、たとえばオペラ地区までとしても薄暗い道もあり、心地よい夜の散歩道ではないです。
周囲のお店に関しては、欧米の人たちは、カップルや団体であっけらかんと楽しんでる感じで、そんなに、騒ぐほどのことではない・・と住むようになってからは感じましたが、初パリでは日本にはないモンマルトルふもとの雰囲気に私も怯えたものでした。
なので、繰り返しますが、女性一人で時間も遅いし、その後のホテルまでの帰りが気になるなら
ホテルまで送ってもらうツアーがいいと思います。
オルセー美術館を木曜夜の鑑賞を終えた場合、、RER C線は慣れないと乗りにくいので、オペラ方面に帰るのなら、セーヌ川に向かって右側に歩くと68番のバス停があります。
マドレーヌ方面ならセーヌに向かって左側に84番のバス停、同じく左側位シャンゼリゼ方面行き73番バス停です。
バス停で長時間待つのが、不安だったら、予め帰りの道筋を頭に入れておいて、さっさと歩くことをおすすめします。
さいごに
3泊5日の滞在の方には、絶対に外せないスポットを絞って、あさイチで回ることとと、あえて「絶対外せないスポット」の行列を避けて時間を上手に使ってくださいね。
そのために、パリに着く前に事前リサーチを念入りに。
5泊7日ある方は、ベルサイユ、ジベルニー、モンサンミッシェルなどにも足を伸ばされることをおすすめします。
体に負担がないフライトは、直行便、北回り、南回りの順です。
夜の観光は、場所により、ホテルまでの帰りの足を手配することも考えてくださいね。
楽しい旅でありますように!!
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