2019年12月5日から行われるとされている、
パリ市内と郊外の公共交通機関の年金改革に反対するストライキが迫ってきました。
一応12月8日までというものの「無期限」などという文字も踊っています。
パリにその期間、旅行に来られる予定の方は、どれだけ不安をお持ちのことかと・・お察し申し上げます。
市内で見聞したこと、乗り切り方ヒントなど・・非力ですが、わかったことを
書いていきます。
12月5日からのRATPパリ市内と近郊のストライキ、メトロ1号線14号線以外は間引き運転か、運行停止も
12月5日の運行情報(12月3日17時発表)
- 地下鉄
- 1号線と14号線
- 4号線:ピーク時のみ、3分の1の割合で運行
- 7号線:ピーク時のみ、4分の1の割合で運行
- 9号線:ラッシュアワー時のみ、NationとMairie de Montreuil間の4分の1の割合で運行
- 他のライン:運行予定なし
- バス:平均で3分の1の割合で運行
- トラム
- ライン1、2、3a、3b、5:ピーク時のみ、路面電車5本のうち1本の割合
- 6号線:1日2回
- 7号線と8号線:1日3分の1の割合で運行
- RSP
- RER A:ピーク時のみ、2分の1の割合で運行
- RER B:ピーク時のみ、3分の1運行。北駅で相互接続が中断
※引用元:https://www.cestlagreve.fr/greve/ratp-decembre-2019/
パリ在住者も、実際はどんな様子になるのかわからず、予定変更や調整しています。
地下鉄の1号線と14号線は、無人運転なので、間引きされずによかったです。
12月4日19時から、運行しないという情報(噂?)もあります。
↑噂にすぎなかったようです。4日19時過ぎ、交通は正常運行されていました。
12月5日から8日までは、ストライキの影響を覚悟しなければならないし、
その後もどうなるか不安と、パリ近辺在住者の意見です。
また、空港とのアクセス、RER B線とロワシーバスが使えないダメージに加えて、相乗りなども呼びかけられていますが、どれだけ車が渋滞するのでしょうか。
リアルタイムの交通情報を見るサイトはこちら↓
スト期間中のCDG空港とパリ市内のアクセスは?
空港関係の情報で、英語のサイトを見つけました。
翻訳ページを転載します。
シャトルバスを介してオルリー空港に接続するRERラインCは、RATPではなくSNCFが運営するものと同じように通常通りに運行します。
Orlyに接続するT7トラムラインはまったく動作しません。
彼らの都市のバス網もストライキ行動によってひどく混乱することが予想されており、RATPが運営する路線で運行している通常のサービスの約3分の1しか持っていません。
空港が運営する空港バスダイレクトシャトルサービスは通常どおり運行されますが、非常に混雑することが予想されるため、空港のウェブサイトから事前に予約する必要があります 。
空港とのタクシーサービスは通常どおり運行されますが、輸送の混乱により通常よりも混雑することが予想されます。
空港からパリへのタクシーは、チャールズドゥゴールから55ユーロ、右岸から50ユーロ、左岸で30ユーロ、オルリーから右岸で35ユーロの固定料金で運行しています。
両方のパリ空港の入り口にぶら下がっている「非公式の」タクシー運転手がたくさんいるので、公式タクシーを使用していることを確認してください。
いつもは頼りになるロワシーバス使えないとなると、
ル・ビュス・ディレクト(エールフランスのバス)にネットで事前予約という方法が推奨されています、
以下のサイト、Paris Airport からの情報です。
タクシーについてですが、
シャルル・ド・ゴール空港に到着して、タクシー乗り場に向かうまでに何人もの人に声をかけられます。
「Go to Paris? Taxi?」パリに行くならタクシーあるよ、と、通路で言われます・・が、
正規のタクシーは、タクシー乗り場に待機しています。
私は、彼らのタクシーに乗ったことがないので実際のところはわからないですが、
通路で声をかけてくる闇営業のタクシーに乗ってしまうと、法外な料金を請求される可能性もあります。
正規のタクシーでしたら、上記サイトにもあるとおり、セーヌ右岸地区50ユーロ、左岸側が55ユーロ一律なので、交通渋滞に巻き込まれても、料金面では安心です。
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